補助金を獲得して、事業を軌道に乗せる

補助金とは(初心者向け)

国の政策目標に対して、その目的に適合する事業を支援するために給付されるお金です。

年度ごとの政策により、国会で予算が確定すると具体的に公募されます。

通常、2月下旬に第1次の公募が行われます。(2月27日、3月2日に公募されました)

但し、締切までに1ヶ月程度しかなく、事前に手続きの流れを知っておくことと、準備を

進めておくことが重要になってきます。

予算と応募状況にもよりますが、例年、2月下旬の第1次公募と5月頃の第2次公募で

終わってしまいます。ぜひとも、第1次公募にチャレンジしましょう。


メリットは、何でしょう?

1.返済不要

 仮に200万円の補助金を頂けたとしましょう。あなたの場合、それに必要な売上金額は

 いくらになりますか? 利益率20%で、売上1,000万円ですね。

 これだけの売り上げるのに費やすお金と時間は、どの程度でしょうか?

 それに比べたら、忙しいとは言えチャレンジする価値ありですね。

2.信用度向上

審査に通ったということは、あなたの事業が国のお墨付きをもらったようなものです。

 その後、助成金の審査や融資の審査を受ける時の信用度が格段に違います。

3.事業計画を考える機会

 実は、これも大きなメリットです。申請にチャレンジした方は(採択されなくとも)、

 これが良かったと口をそろえておっしゃいます。


注意すべきことは、何?

1.対象になる支払いは、交付が確定した後のものです

 交付確定前に支払ってしまったものは、補助の対象になりません。

2.補助金がもらえるのは、申請した対象事業が完了してからです。

 それまでの資金調達手段を考えておく必要があります。

3.申請には、通常認定支援機関に事業計画の実効性等の確認が必要です。

 公募から締切までの期間が短いため、手続きの流れを理解していないと苦労します。

 時間切れとなりがちです。


創業補助金は、最大で200万円もらえます。事業登録してから約1年以内なら申請でき

ます(公募要項に記載されます)。(今回は、「公募開始後に事業登録」に変更されました

また、起業後でも「小規模事業者持続化補助金」で、最大50万円もらえます。


活用しない手はありませんが、申請が採択されなければなりません。

それには、申請のポイントを理解することと、分りやすい事業計画を書くことです。

速報 平成27年度 注目の補助金

先月、平成26年度補正予算案・平成27年度予算案・税制改正案が閣議決定しました。


まもなく、公募案内が出るものと思います。(2月下旬頃)(公募開始しました


1.創業してから1年以内の方(注意:これから創業に変わりました

ずばり、「創業補助金」を狙いましょう。

昨年の公募を事前に勉強しておくと良いと思います。

3月2日に、公募開始しました。こちらをご覧ください)

(注意:今回の対象は、例年と異なり「平成27年3月2日以降に開業」する事業が対象です)


補助率は3分の2で、上限額は200万円でした。今年度も同様になると思います。

注意点は、代表者の人件費は含めることができません。

専門家への発注や広報費等は対象になりますので、店舗や設備を持たない事業でも

補助金を活用して事業立ち上げを早く確実にする事業計画を書くことで活用できます。


2.事業立ち上げ資金が欲しい方

ホームページをしっかりしたものにしたい、パンフレットをきちんと作りたい等、顧客

獲得のための宣伝費の捻出にお悩みの方は、ぜひチャレンジしたい補助金があります。

「小規模事業者持続化補助金」です。

昨年の公募を事前に勉強しておくと良いと思います。

2月27日に、公募開始しました。こちらをご覧ください)


補助率は3分の2で、上限額は50万円でした。今年度も同様になると思います。

申請書類作成もお手軽になるので、お薦めです。

補助金を獲得する方法

なにしろ、公募から1ヶ月しか時間がありません。

また、年に1~2回しか公募がありません。

ですから、創業補助金のチャンスは1回限りです。


1.公募情報を入手する

 小規模事業の場合は、ミラサポをご覧になると良いと思います。


2.申請の流れを事前に理解しておく

 昨年の公募資料を事前に勉強しておくと良いです。

 特に、認定支援機関とのやりとりを事前に理解しておきましょう。

 事前に認定支援機関との流れを確認しておくとスムーズです。

 

3.補助金の対象となる支払い内容を理解しておく

 対象時期は、交付決定後です。くれぐれもお忘れなく。

 

4.交付金の支払い時期と、それまでのつなぎ資金調達を考えておく

 交付金の支払いは、対象となる事業が完了し、報告書を提出した後です。

 それまでの、資金をどうするか考えておきましょう。

 

5.申請書と事業計画書を分りやすく

 要するに、採択されるためのポイントをきちんと押さえておくことです。

 ここは、プロの支援を受けるのが現実的です。

(相場はいろいろですが、着手金5万円+成功報酬15%程度のようです)


ご相談は、弊社までご遠慮なくお問い合わせください。


また、補助金申請支援サービスを行っております。

(第一次公募の締切は、3月27日、31日です。お急ぎください)